木造聖観音立像
更新日:2006年8月22日
村指定有形文化財
木造聖観音立像 (龍泉寺)
(平成12年1月11日村指定)
龍泉寺観音堂は相良三十三観音札所第24番になっている。(注:寛政六年詠歌の第二十四番は湯前・南朝寺であるが、南朝寺の廃絶後は岩野生善院観音堂と龍泉寺観音堂二ヶ所が第二十四番になっている。)おそらく、湯前、南朝寺観音堂を移したのではなかろうか。球磨郡誌は「寛政年間、湯前・宝泉寺を岩野龍泉寺に移す」としているが、宝泉寺は明治維新の時まで湯前にあった。従って、聖観音立像は湯前・南朝寺から移したと考えられる。
観音像の時代、作者は不明。
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