白水神楽殿回廊改修工事

白水神楽殿は水上村指定無形民俗文化財であります『白水神楽』(H2.4.16指定)の奉納の場として

平成6年に水上村江代地区平谷にあります、白水阿蘇神社の隣に建設致しました。

年に2回程地元の有志であります『白水神楽保存会』の方々が神楽を奉納され、

多くの方々が見学に来られ、確実に継承されております。

今回、その白水神楽殿の回廊部分の経年劣化が進んでおり、回廊部分の工事を地元業者に施行していただき、

その回廊部分の手摺工事を地元の

球磨工業高校の建築科の伝統建築コース

を含む3年生11名の生徒に実習の一環としてご協力いただきました。

生徒には6月から作業に入ってもらい、12月16日(土)の設置日を目標に実習の時間や放課後、夏休み期間など長期にわたり取り組んでいただきました。

そして、12月16日(土)の午前8時に白水神楽殿にて設置工事が執り行われました。

生徒11名、担当の先生4名の計15名により約5時間の作業で完了することが出来ました。

終了後の生徒代表挨拶では「就職先でもこの経験を活かして頑張りたい」

と力強い言葉をいただき、非常に嬉しくまた頼もしく感じました。

球磨工業高校をはじめ、今回の白水神楽殿回廊改修工事に携わっていただいた

多くの方々に心より感謝と御礼を申し上げます。

この新しくなった神殿で神楽を舞われるのは、

平成30年9月23日の秋分の日になりますので多くの方の見学をお願い致します。